好間中学校ワークショップ【report】

中学1年のとき、社会の授業か何かで、

"we are the world"のドキュメンタリービデオを見ました。
アフリカの飢餓と貧困層の救済キャンペーンのために
著名なアーティストが大勢集って1つの歌を作り上げたストーリーに
とても感激したのを覚えてます。
 
あれから14年。そのビデオを見せてくれた先生からの依頼で
中学1年生の総合学習の授業を1日任されることになりました!
テーマは「環境」。
言葉にするととても簡潔で、問題視すると大きすぎて、活動に落とし込むと単純すぎる・・・。
あれこれ考えた結果、「世界がもし100人の村だったら」の話しをベースに、
世界と私達の繋がりを体感するワークショップをやることにしました。
 
ちょうど学年100人だったので、「100人村」がリアルに再現されました。
遠い国の知らない言葉、子供や女性の立場の低さ、貧富の差、発展に伴う環境破壊 etc. 
生徒達は一つ一つの活動を本気でやってくれたので、ケンカになりそうな場面もありました!
 
とても盛り上がったワークショップでしたが、
「100人村」の朗読の時には全員が静かに世界の現状を見つめているように感じました。
 
私にとっても初めての体験だったので
子供達にどれだけ伝わったのかはわからないけれど
この100人の中で誰か1人の心にでもメッセージが残ったらいいなぁ。
そしてまた14年後、誰かが次の子供達に世界の現状を伝える時には
今よりも素敵な地球であって欲しい。