みんなが正しい判断ができる自由があれば平和は実現する(by 緒方貞子さん)
    今日はいわき市文化センターで行われた「地球のステージ」を見に行ってきました。
これは医師の桑山紀彦さんが、医療支援活動を通して世界中で出会った人々の姿を
    音楽と映像で伝えるライブコンサートです。
    
         
    
    
         
    
    
         
    
    
         
    
    
         
    
    
         
    
    
         
    
    
         
    
    
         
    
        桑山さんは、タイとカンボジア国境の難民キャンプを始め
    
    
        イラク、ソマリア、旧ユーゴスラビア、カンボジア、東ティモール、パレスチナなどで
    
    
        医療支援活動をされてきたそうです。
    
    
        終わらない紛争のからくり、環境破壊が引き起こす貧困のサイクル、
    
    
        スマトラ沖地震から復興を遂げる人々の強さ、そして身近にある「死」の意味までをも
    
    
        優しい音楽と桑山さん自身が撮影された生々しい映像で語りかけてきます。
    
    
        やっぱり私達は知らなすぎる。
    
    
        "屋根のない強制収容所"と呼ばれているパレスチナのガザ地区にだって子供達がいることも、
    
    
        ニュースで当たり前のように流れる自爆テロの映像の中に泣き叫ぶ家族がいることも。
    
    
        いろんな情報が入る国にいながら、自分はただ聞いただけ・見ただけを繰り返し、
    
    
        本当に知ろうとしていないんじゃないか・・・
    
    
        ”正しい判断の自由”がある国にいながらも
    
    
        そんなことの存在すら考えたこともなかった。
    
    
        桑山さんのような活動がもっと沢山の人に伝わるといいな。
    
    
        だからまずは知ること。
    
    
        この世界をちょっとでもいい場所にするには、知ろうという気持ちが大きな力になると思う。
    
    