『企業ごとのプロダクトの違いは価値であり、しかし過剰な競争の種でもある。
その争いの結果、物は過剰に溢れたり、過剰に消失し、社会にも地球にも負担をかけてきた。
ならば、国や企業を超えて、個人の文化の違いに価値を見出してはどうだろうか』
(Pass the Baton HPより)
最近行ったとても印象的なお店「Pass the Baton」。
商品ひとつひとつに出品者のプロフィールや、エピソードが添えられてます。
簡単に言ってしまえばリサイクルショップなんだろうけど
ただ"不要になったもの"ではなくて
商品全部に思い出が詰まっていて、大切にされているのが伝わってくるものばかり。
何でも安く、簡単に手に入る暮らしの中で
何がどこでどんな風につくられてきたのか
誰の手に渡ってきたのかなんてそうそうわからないし
そんなこと重要じゃないと思われがちですが
ショートカットされてきたその部分を見直したら
なんとなく、生活がもっと豊かになるんじゃないかと思いました。
地震で棚がひっくり帰って、
ほとんどの食器が割れたので
Pass the Batonでグラスを買いました。
誰かが大切にしていた思い出いっぱいのグラス。
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