フェアトレードが目指すもの

国際フェアトレードラベルを取得している企業が集り、

最近のフェアトレードの動向について報告会がありました。
 
フェアトレードの市場は世界規模でみると34億ユーロにまで達し
これだけの不況にも関わらず着実に拡大しています。
一方日本の市場は14億円と、まだまだ出遅れているようですが
認知度含め、少しずつ増加しています。
 
ただ私たちが目指しているのは、数値上の拡大や認知度といったところではなく、
フェアトレードを通して貧困に苦しむ人が1人でも少なくなることです。
国際的な基準として、世界中に広がるフェアトレードですが
残念ながら貧困問題を根本から解決できる完璧な制度ではありません。
でも貧困に苦しむ人々が、ちょっとでも良い暮らしにシフトできる小さなきっかけになることが
できると思っています。
 
よっぽどのヒーローが現れない限り、人一人の力でなんとかできる問題ではありません。
だから100人でも1000人でも小さなアクションが集れば、それが世界を動かす力になるはずです。
 
そうやってちょっとずつでも毎日の一歩を積み重ねていけば
いつか、だれかの小さなきっかけになれるかもしれない。
そうやって今日も一歩前へ!